男「理性がプツンと切れて、僕が幼馴染を襲うとするじゃん?」

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tochittan

tochittan (tochittan)


幼「へ?」 男「なんてことありえるのかな?」 幼「知らないわよ。びっくりしたじゃない」 幼(おお男にえええっちなことされるなんて……///)
男「全年齢の漫画とかラノベだと、エロハプニングが起きて『理性が~』って言いながら耐えきるみたいな描写があるじゃん? さらにR-18作品だと、あるときぷつんと獣になるみたいな描写があるじゃん?」 幼「R-18作品は知らないけど……」 男「それで、そんなに人の『理性』とやらが負けるときってあるのかなって疑問に思うわけよ」 男「というわけで、第1回エロハプニング検証大会を開催しまーす! ぱちぱちぱち」 幼「何するのそれ。嫌な予感しかしないんだけど」 男「僕と幼ちゃんでハプニングを再現して、僕が理性を保てるか検証します」 幼「はぁ~~~???? それってつまり、あんたに胸揉まれたりすることになるんでしょ? 冗談じゃない」 男「うっ」 幼(そういうことするなら、もっと雰囲気ってものがあるでしょ~~!)
幼「そういえば、ハプニングならこの前あったじゃない。あんたがカーペットに足ひっかけて、転びそうになったから私が慌てて抱き留めてあげたの」 男「そ、そんなこともあったね……」 幼「あのとき、私の胸に思いっきり顔突っ込んでたけど、そのときの気持ちを考えれば、その理性とやらがわかるんじゃないの?」 男「その……やわらかくてとてもドキドキしました……」 幼「感想はいいから!! で、そのとき私のことを、その、襲っちゃおうって、思った?」 男「温かくて、安心して、名残惜しいなぁとは思ったよ。でも、恥ずかしさですぐ放しちゃったんだ」 幼「ならもう理性は負けないって結論でいいんじゃないの?」 男「でもこれくらいだと、まだパンチが足りない気がしない?」 幼「そもそも空想のハプニングと比較するものじゃないからね……」
男「ふわぁぁ。お昼を過ぎたら眠くなってきた」 男「ところでさ、年頃の男女が一緒に寝るのは不純だって言って、ひとりが床で寝るみたいなのあるじゃん? あれも不思議だよね。一緒に寝たらすぐ手を出しちゃうのかって」 幼「言われてみると、確かにそうだね。そもそも何も準備してないのに行為に至ろうなんて都合よすぎるよ」 男「というわけで、僕は今から寝ようと思うんだけど……検証に協力してくれたりしない?」 幼「いいよ。一緒に寝よっか。私も眠くなっちゃった」 男「あっさりOKされるとは思わなかった」 幼「寝るだけなら私にデメリットないからね。あっでも万が一手を出したら防犯ブザー鳴らすからね」 男「なんか理不尽な気もするけど、そういう検証だから仕方ないか……」
幼「久々だね。ふたりでひとつの布団に入るなんて」 男「さすがにこの歳になるとシングルベッドにふたりは狭いね」 幼「隙間が寒いから、もう少しくっつくね……」グッグッ 男(背中がくっついてあったかい……) 幼「どう? 検証のほうは?」 男「ちょっと緊張するけど、幼ちゃんがあったかくて安心する」 幼「そっか」 男「不安だったんだ。幼ちゃんが嫌がることはしたくないって思ってる。でも男だから、もし欲求に負けちゃったら、幼ちゃんに会わせる顔がないって……」 幼「ねぇ……」クルッ 男(お、おっぱいが……あたってる……) 幼「ハプニングから成り行きでみたいなのは嫌だけどさ、もし男が望むなら、いいよ。そしたら目いっぱい準備してくるから」 幼「なーんて、どう? まだ耐えてる?」 男「ドキドキして死にそう。気まずくなる冗談はやめようよ」 幼「冗談じゃないよ。これが私の気持ち」 男「……それって、ほぼ告白……」 幼「そうかもね。でも、関係を変えようって思い切ったわけじゃなくて、今の関係が続けばいいなっていう気持ちの延長線だよ」 男「そっか。僕も幼ちゃんがいる日常がずっと続いてほしいって思ってるよ」 幼「そうかそうか~~。で、まだ我慢できてる?」 男「結構意識しちゃって……その、まったくそういう気持ちが湧かないわけにはいかなくなってるよ。でもそれよりも、こんなにも僕のことを思ってくれる人が隣にいる幸せでいっぱい」 幼「うれしいこと言ってくれるじゃん。……おやすみなさい、男」
エロハプニング検証大会をする予定だったけれど、幼ちゃんの嫌がることはしないという設定を徹底した結果、実施不可能になって、すべての計画が崩壊した。

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